今日は社務所の前の桜に
沢山の鳥が集まってきていました。
メインはメジロです。
1本の桜に十数羽。始めて見る
光景です。
あちらの枝にも・・。
こちらの枝にも・・・。
他にも数種類いましたが
シャッターチャンスに恵まれず・・・。
ヒヨかな・・・。
テレビで言ってましたが、桜は下を向いて咲くから
花見にはもってこいなんですって。
ほとんどの花は上を向いて咲きますが、下から見て
楽しめる花っていいですね。
ところで、桜=「さくら」は神様がいらっしゃる場所を
意味するというのをご存知でしたか?
「さ」とは稲を司る神様。
早乙女・早苗等、稲に関わりがあるようですね。
「くら」とは神様の神座を意味します。
「さ」という神様がいらっしゃる神座なのですね。
「桜を切る馬鹿・梅を切らぬ馬鹿」とありますが
神様の神座に傷をつけるなという意味??では
無いでしょうが、桜が綺麗だからといって、むやみに
切るものではないですね。
桜は切ったところから傷むそうですからね。
その昔、桜が早く散ると縁起が悪いと言われていたそうな。
神様の力が弱まってきたとされ、その年は凶作に
なるといわれたらしい。
だから、村人は稲の神様を元気付けるために
桜の下で歌・舞をしたとか。
これが、花見の始まりだとか・・・。
神話にもありますが、天照さまが岩戸にお隠れになって
いたとき、神々が岩戸の前で歌・舞をしたとあります。
これが神楽の起源なのですね。
神楽には、神様の力を引き出す効果があるんですね。
穏やかな春の一日でした。