久しぶりに記事を書きます。
今日は日曜日。
出張祭典のご奉仕がございました。
古い家を壊す前に、お祓いをする
「解体清め祓い」の神事です。
今まで世話になった、家屋に感謝の
気持ちを捧げつつ、これから行う工事が
無事安全に進むよう、祈願するものです。
最近では、このようなお祭りはめっきり
減りましたね。
雨の日も、風の日も、雪の日も
何十年も家族を守ってくれた家です。
感謝の気持ちを持つのは当然ですよね。
家の中に祭壇を組んで、祝詞を奏上し
屋内のお祓いをいたします。
これで解体工事に入り、次に「地鎮祭」という
神事を行います。
以後、上棟祭、竣工祭。
建築儀礼では節目節目に神事をして
安全を祈願し、工事の無事進行を祝うのです。
神社の会館では「5年祭」のご奉仕。
最近の住宅事情でしょうか?昔の家のように
大広間がある家が少なくなってきていますので
親戚を招いて、神事をするには少々狭いようです。
ですから、こうやって神社などで行うことがあるんですね。
以前はホテルで行ったこともありました。
祭壇の後方には、すでに食事の準備が・・・・。
チョッと違和感がありましたが・・・。
私たち神職も時代に合わせて、いろんな
お祭りを奉仕してゆかねばなりませんね。