9月26日夕方、最終便の船で馬島に渡ります。
島に着くと準備は万端に整えられています
10戸ほどしかない小さな島ですが人情味あふれる
素晴らしい島です。
さて、船を下りてまず、当元のお宅へ向かいます。
祝詞などの諸準備を済ませると、当主と一緒に
御神酒を頂きながら、晩御飯を頂戴します。
19時30分、顔を赤らめつつ、本殿に参ります。
島の皆さんが揃って待っています。
前夜祭の始まりです。
通常の祭典を終えたのち、私はいつも何かお話を
するようにしています。
1年に1度しかお会いできませんから、いろいろ
話したいのですが、だらだら話すのもなんですから
ある程度テーマを決めてお話します。
今回は「みんなが、仲よく笑顔で暮らせる、魔法の
言葉」についてです。
話があまり上手ではないので、四苦八苦しますが
約10分くらい、・・・長かったかな・・・話しました。
さて、私のメッセージがどれほど皆さんの心に
とまったか??
その後も、役員の皆さん方と拝殿で夜を更かしました。
翌日は大祭でお神輿がでます。
浜へ下りて「御旅所祭」
神輿を練った後、担ぎ上げてしまの皆さんが神輿の下を
くぐります。神様の「力」を頂くためです。
こういう「風習」はあまり見かけませんね。独特です。
浜の行事が終わると、家々を巡って
敷地祓の神事が行われます。
家に上がって、床の間でお祭りをします。
家族の皆さんが無事1年を過ごせるよう、祈願をします。
お神輿を神殿にあげて「、還御(かんぎょ)」神様を
お戻しするとすべてが終了します。
その後は、みんなで楽しく直会。
料理の得意な漁師さんが腕をふるって引いた刺身などなど。
島の皆様、2日間大変お世話になりました。
有難うございました。
みんな、楽しく元気にお過ごしください。
島の神様はいつも皆さんを見守ってくれていますから・・・。