火の神に感謝を捧げ、御霊を
鎮める神事です。
火は人の生活には欠かせないもの。
米を炊くにも、魚を焼くにも。
また、寒さを凌ぐ為、明かりを得る為等
その恩恵に与っています。
しかし、一旦荒振れば人の命を奪い
財産をも焼き尽くし、全てを失う怖い
ものでもあります。
年末のこの時期、空気が乾燥して
火災が起こりやすいものですから
氏子の皆さまに災いが無きよう
祈りを捧げた次第です。まづ、お祓い。
火きり具を以って、古式に倣い
種火を起こします。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhGl0hlZpo89gSlzvwueUHXwxHqlmzGbJ0RtTcNwgVXO61RX4puZTQ_r_FCsQ8PMLmfWrMwSUIoexy_ws41o9_cNWub-ruQkGKt2cFhRR24gI3RCAX86_sRI0l4zcXiBj08CzRUHLvF004/s1600/DSC_5537_R.jpg)
種火から木くずに火を移し、炎を
起こします。
起きた炎を神前に捧げ、火の神
と到津八幡神社の神々に祝詞を
奏上します。![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUTB7b1RqUDaIiz8gaQjKV-IlSA8I7usd3T5OdslBkSMse7XAu7zPNB9gzWEhLlC6kOVUh3FQfhYrwLoH8-6iPnv_ZRHZz3qiJc4LyobhLCVIaOI5foqlXA9Mwg_2LgdSydU3d32S0D6o/s1600/DSC_5541_R.jpg)
祝詞奏上後、火に蓋をし、炎を
鎮めます。
家々に災いが無く、新年が
迎えられますように。
禰宜 拝
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