到津八幡神社 禰宜の部屋へようこそ!
季節が感じられるページ作りを目指します。

神社HPは下記からどうぞ

http://members.jcom.home.ne.jp/itouzu/





2012年10月29日月曜日

お知らせ

ご愛読の皆様方には申し訳ございませんが
当面の間、禰宜の部屋は更新を停止します。

2012年10月25日木曜日

増築工事着工

神楽殿部分の増築工事(木工事)が
着工しました。
木の香りが芳しい。
今年中には完成予定です。
徐々に形になっていくのが楽しみです。

一般住宅のそれとは違い、木部の切り込みの技
が素晴らしいですね。

2012年10月24日水曜日

初挑戦です!

社務所の前に松の木がございます。
通常、松は年に2回剪定をしますが
今年は初夏の剪定を怠っておりました
故、ボサボサ松になってしまいました。
あまりにもかっこ悪いので、剪定することに。
今までは総代さんが世話をしてくれていましたが
高齢のため退任してしまいましたので・・・。

「師匠」の技を教えていただきながら技術を
身につけたはずですが、手入れを怠った
松は初めて。かなり悪戦苦闘。

90分かけて4分の1程度。
しかも、邪道?な剪定方法で
とりあえず、体裁を整えることにしました。

あと、3日くらいで終わりそうです。
次回から、きちんと手入れをしないと・・・。


2012年10月22日月曜日

慌ただしい一日

小倉の町はB1グランプリで大賑わい
だったようで、街も潤ったようでございます。

一方、神社は・・・・閑散としておりました。。。
しかしながら、禰宜は外回りでバタバタして
居りました。

神道家の方が亡くなってから1年目に行う
年祭、午後から3年目を迎える年祭。

夕方から兼務する八幡の荒生田神社の
秋祭の奉仕。
引き続き、八幡の天疫神社の秋祭りの
お手伝い。

何だか、精神的にぐったりした一日でした。
最近、少し体が弱くなってきたのかなあ~?

今日、月曜日は休みだったのですが
各種支払いや銀行への雑務、
11月のお祭りの買い物、来年の
春祭りの舞台に使う金具の購入(安売りだったので)
明日のお祭りのお供え物の購入などなど。

何かしていないと、落ち着かない性分のようです。



2012年10月20日土曜日

秋祭りのお手伝い

今日は八幡東区の天疫神社の
秋祭り。
神職5名での奉仕でした。

境内では、毎年恒例の御神楽の
準備が始まっていました。
「折尾神楽」です。
もとは石見の国の神楽でございます。
きらびやかな衣装で、迫力満点です。
大勢の参拝者が集い、賑やかな秋祭
でございました。




2012年10月17日水曜日

秋祭りは盛会裏に終了しました

10月14日、15日秋季大祭が
行なわれました。
お祭りに先立ち、今年はJCOMさんの
取材を受けました。
テレビカメラは・・・・苦手です・・・・。
写真はお手伝いに来ていただいた
妙見宮の宮司さんに撮っていただいたものです。
・・・有難うございました。


昨年は雨で神輿の渡御が中止になって、涙を
のみましたが、今年は好天に恵まれ盛大に
行なわれました。



休憩所では、大勢のごったがえしています。
矢野造花店さまには、大変お世話になりました。



威儀物(旗・長刀・高張り提灯・塩筒・太鼓・弓など)
を持った行列です。

 



華神輿です!
神社と一緒に町おこし!
麗しい、女性たちの神輿です。


境内では、絵手紙燈籠の奉納展示!
こちらは、ホームページで作品を紹介
させて頂いております。
 


2時間ほどで、神輿が帰ってきました。
84段の石段を重さ500キロほどもある
神輿を担いで上がる光景は迫力満点です。
 

静まり返っていた境内が
一気に盛り上がります!!
 


最後に境内で、神輿を練って、
還御(神様を神殿にお返しする神事)
が行われます。


 翌、15日は氏子ふれあいの祭り。
パフォーマーの前に子供たちは
大興奮!!
思いっきり、盛り上がった
秋のよるでございました。


最後に、今年「猿田彦」の神様を
担当していただきましたHさん、
大変お疲れ様でした!!




2012年10月13日土曜日

秋祭りの準備は万端です。

本日、神社総代さんが二十数名集い
秋祭りの準備が行われました。
当社の縁の下の力持ちのみなさんです!

今回のメインは、大神輿の準備。
紐の掛け方は、伝統的に継承されてきたものです。
実は私もよく分かっていないんです・・・。
結構、難しい・・・。

重さも4~5百キロくらいあります。
「これに、神様が入ると、一段と重くなる」
と担ぎ手の方は、口をそろえます。

15日は境内でバザーがございます。
テント張りや提灯の設営に至るまで
準備万端。当日は10個のブースが出ます!
お楽しみに!!!!



行事予定

(14日)
        ① 17:30 大神輿の神遷し
        ② 18:00 秋祭りの祭典奉仕
        ③ 20:00頃(予定)~大神輿の還御
         (お神輿の神様を神殿にお返しします)

(15日)
        ① 18:00   秋祭りの祭典奉仕
        ② 18:30頃~「秋の恵み・豚汁振る舞い」
        ③ 18:30頃~神賑露店開店(食のバザー)
        ④ 19:00頃~ピエロのショー!!!





2012年10月10日水曜日

税務署へ勉強会

本日、税務署に行ってきました。

小倉法人会で「小学校6年生」を対象に
税金教室を行っていまして、法人会の
若手会員が実際に学校に出向して
勉強会を開催します。

その講師を養成する研修会です。
私は昨年、小倉南区の学校でデビュー
しましたので、要領は得ております。

活字のマニュアルはあるものの、
実践ではかなり難しいですね。
小学生に税金のお話をするんですからね。
退屈をさせないように、気を配りながらの
授業を行います。
本年、12月から開始されます。

100円の商品を買っても105円払いますよね!
その5円が「消費税」って言うんですよ!
皆さんも税金を納めているんです!!
・・・・・・・・・・・・って感じです・・・・・・・。





2012年10月9日火曜日

嬉しいメッセージ

先日、小学校3年生が総合学習で
当社にやってきました。

色んな質問にお答えしながら
「理解していただけたかなあ~?」
なんて思っておりましたところ、
本日担任の先生が来社されまして
「児童からのお礼の手紙です」と
封筒を渡されました。
開けてびっくり。たくさんのお手紙が
入っておりました。
私の想像を遥かに超えて理解して
戴いておりました。
お手紙を読んで、何だか安心しました!

みなさん、手水の事が一番印象に
残っていたようです。
最後に柄の部分を流すのは
次に使う人のため。しっかりと
学習してくれていました。

チョッと難しいかな、と思った祭りの
事もしっかりと頭に入っているようです。
次に神社に来るときには少し違う目線で
神社を見ていただけそうです。

みなさん、有難うございました。

禰宜 拝

2012年10月8日月曜日

収穫の秋

秋祭りに御神前に供える稲穂です。
小倉南区産です。
今年の稲も色がいい。美味しいお米が収穫できそうですね。

秋祭りは、収穫感謝のお祭り。
天の恵み、地の恵みに感謝の気持ちを捧げます。

昨年は雨が降って、お神輿が中止になりました。
今年は昨年の分まで盛り上げましょう!!


実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな
人格者ほど人に対して謙虚である
(私には程遠い言葉ですが、常に謙虚な気持ちは持っておきたいものです)




2012年10月4日木曜日

御改修事業

工事も徐々に進み、木工事に入りました。
沢山の材木が到着。
全て切り込みは終わっています。

何とも木の香りの爽やかなこと!!

6人がかりで、一気に組み上げました。

何ともゴッツイ梁!
4人がかりで、持ち上げました。

徐々に形になっていくのが楽しみです!



2012年10月3日水曜日

伊勢音頭講習会2

伊勢音頭の講習会第二回開催。

今回は新たに御来賓が・・。
当社のお神輿は「町おこし」の一環
という意味合いもございます。

役所の方が、仕事を終えて夜の練習会
に参加していただきました。

数百年にわたって地域の皆さんによって
「口伝」で伝わってきた伊勢音頭。
初めての経験に興味津々の模様。

「口説き」は独特の節回しがありますので
マスターするには結構時間を要しますが、
「合いの手」なら何とかなりそうです。

「そりゃー よーいとっこっせーええ
よーいやな。あれわいせ、これわいせ
さーさー のーんでーもせー」

みなさん、町おこしのお神輿に参加予定です!
みんなで、まちを元気にしましょう!!

10月14日17時30分 神遷し神事です。


2012年10月1日月曜日

今日から神無月

日、一日と涼しくなります。
暑がりの禰宜としては、本当に助かります。

今日から10月、そして衣替えでもありますが
冬物の装束を着けるにはまだ少々暑いようです。

さて、本日から参拝者休憩所の木工事が
始まりました。
簡素な建物なので、秋祭りには何とか
形にはなっていると思います。

徐々に形になっていくのが楽しみであります。
一日参りの皆様も、興味深々です。





2012年9月29日土曜日

図画工作 手水舎

手水。(てみず)
神社に入ったら、一番初めに行かなくては
ならない場所です。

お宮によっては「洗心」と刻まれています。

①始めに右手で柄杓をもって、左手を洗う。

②柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗う。

③柄杓を右手に持ち替えて、ひだり手で
水をためて、口をすすぐ。

④残った水で、自分が持っていた柄の部分を流す。

最後の④は次の方に譲るために、自分が使った後を、
水で流します。 次の方への「心遣い」です。

汚れを落とす場所ではなく、御神前に近づく
にあたって、心を清めるのです。

このたび、柄杓を置く台を作成しました。
ホームセンターで材料を手配。
少々時間を費やしましたが、何とか完成。
いかがでしょうか?

参拝者の皆様に気持ち良く
使っていただければ幸いです。



2012年9月28日金曜日

馬島の祭り

26日・27日と馬島の祭りに(泊りで)
行ってきました。

島の皆さんは漁師です。
島の繁栄と漁の安全、大漁を祈る。

まづ、当元の家に着いたら、神事の準備。
通常は榊を使用しますが、ここでは神殿前に
自生する常緑樹を使用します。
島独特です。

これで作った、大麻(お祓いの具)、
玉串(右)は、水につけなくても一日くらい
なかなか枯れないので重宝します。

この島は自然がいっぱい。
裏側には砂浜がある。
水はとても綺麗です。

漁業の他に「わけぎ」を皆さん栽培しています。
馬島特産の「わけぎ」は香りがとてもいい
直会で刻んだワケギを刺身に振りかけて食す
なかなかの美味。新たな食べ方を発見。お酒が進みます。

準備を終えて、初日は夜宮。
車の音も聞こえない、秋の虫の声のみ
聞こえる浄闇の境内。
とても厳かな空気の中、祭典が行われます。
今年は喪中の方が多かったため
身内が亡くなった時の「忌」についての講義を行った。



今年は喪中の家が多く、神輿を出せるか

どうか思案しておりましたが、「伝統は
続けるべき」ということで、少人数ながら
渡御を行った。





御旅所祭は浜で行います。



馬島の神輿恒例。
神輿の下をくぐって、御利益を戴く。
このために、島の皆さんは浜に集合されます。

最後は敷地祓。
皆さんの家にお邪魔して床の間にて
お祓い・祝詞奏上・太鼓で神楽奏上。
当日は気温が高く、かなり辛かったですね。



ここからはグルメリポート。

 説明せずともお分かりのとおり。
殻に入ったままだと、更に美味しく感じます。
沢山食べると、私の体には良くないと担当医。
そうは言ってもねえ~~~。今日は特別!


これは、フグ。トラではありません。
厚めに切った夏フグは美味であった。
お神酒がススム。



何とか一泊2日の秋祭りは今年も無事終了。
最近、魚を食べる方が減ってきたようだ、と市場関係者。
野菜と魚の生活は、体にとってもいいんですよ。
日本の若人よ、魚を食べようではないか!






2012年9月27日木曜日

小学生の境内学習

「神社を学ぶ」として小学校3年生が
やって参りました。
まづは、手水の作法から。
作法だけでなく、なぜこんなことをするのか
最後に柄の部分を流すのは、何のためか
等理由も含めて理解していただくよう努めました。

続いて神殿へ移動。
お参りの仕方から、
なぜ、鈴を鳴らすのか
なぜ、手をたたくのか
等自分なりに噛み砕いて説明をさせて
戴きました。
皆さんから、たくさんの質問状を
戴いており、あっという間の1時間でした。

他に質問がある人!と聞くと
10人くらいが元気よく手を上げます。

時間の都合で全員にはお答え
出来ませんでした。しかし、帰り際に
私のところに寄ってきて
なぜ・・・・ですか?
など、質問攻めに会いました。

神社にこれだけ興味を抱いてくれている
事を実感するとともにうれしく思うのでした。

またのお越しをお待ちしております。



2012年9月23日日曜日

上棟祭

まったくもって、久しぶりに
上棟祭を奉仕しました。

設計さんのたっての希望で
特別に御幣を作りました。
長さ約3メートル
御幣に「扇」「五色布」「御鏡」を取り付けたもの。
こんな御幣、私は初めて作りました。

秋風の清々しくそよぐ中、せっせと
祭壇、祭具を2階まで運んでセッティング。

隅餅を供えて、空高く御幣を設営。
棟上げの儀で一番の見せ場?は
写真右側にある大御幣を振りつつ
棟木に登った棟梁と息を合わせて
木槌で棟木を打ち込む場面。

個人的に、一番好きな場面でもあります。

千歳棟~(せ~ん ざ~い と~~
と大御幣で神事用の板を打ち付けます。
ドーン」と響く音に呼応して棟梁が
おー」と応えて、カケヤ(大きな木槌)
で棟木を打ちます。
ぴったり息の合った所作は気持ちが
すーっとします。
気持ちのいい、棟上げでございました。


最後は恒例の「餅まき」。
ご近所さんがたくさん集まって
賑やかでございました。

竣工が楽しみですね。
ご安全に!





健康法