到津八幡神社 禰宜の部屋へようこそ!
季節が感じられるページ作りを目指します。

神社HPは下記からどうぞ

http://members.jcom.home.ne.jp/itouzu/





2011年12月28日水曜日

大注連縄の架け替え

当社の拝殿には大きな注連縄がかけられています。
2年に1度、奉納されていましたが、代替わりされて
現在では神社サイドで作成しています。


















2年前は権禰宜と2名で作りましたが、今年は

神社総代さんにお手伝いいただきました。

外してみると、かなり殺風景。



当社のは3本を束ねる「三つない」です。





やはり、色が違います。
とてもさわやかな気持ちです。
神社総代さんの心のこもった「作品」です

しかし、正月のピーク時のこの作業は「こたえ」ます。
日々ラストスパートですが、漸く、準備のゴールが
見えました。
95パーセント終了です。
正月7日間の準備を約2か月かけて行ってきました。

来年は、辰年。
良い年となりますよう祈念申し上げます。

おそらく、この更新が今年最後になると思います。
1年間、有難うございました。
来年も頑張ります。
たぶん、7日あたりから・・・・・・・・。




2011年12月25日日曜日

年末の大仕事

23日、1本の電話が入りました。

前触れもなくやってくる、悲しみの電話。
・・・・葬儀です。

こればかりは、予約がなく心の準備もないままに
事が運ばれていきます。
告別式の時には、斎服(サイフク)という白い装束を
つけます。
今回は一人奉仕だったので、この装束を一人で
着装するのはなかなか大変です。
正式には前と後ろに一人づつ担当がついて
2人がかりでつけるものです。

でも、最近少々慣れてきたせいか、ずれることなく一発で決まれば
5~6分で着ることが出来るようになりました。

一人奉仕は、すべてを一人でこなさないといけないので
かなり大変です。
仏教のそれとは違い、「行事」がとても多いのです。
式中も常にバタバタ動いているので、「せわしい」感じです。
やはり告別式は2人以上が望ましい・・・・・・・。

さて、遅れた分、お正月の準備に更に拍車を
かけねば・・・・。



2011年12月21日水曜日

門松の竣工

12月の恒例行事であります「門松つくり」
の仕上げが行われました。

下準備を進めてきた甲斐あって、いつもの
半分の時間で完成。
 本日は総代さんに集合いただきまして
作業にかかりました。


基本的に組み立てのみです。

やはり、竹というものは「節」が美しいので
節を合わせると、なかなか見栄えします。

門松は単なる「飾り」ではありません。
年神様をお迎えするための「神聖な場所」でございます。

「しめ飾り」もしかり。
ここは(家)、神聖な場所ですよ」って神様に
示すためのものです。

プラスチックでできた「みかん」。
本来は「代々栄えるように」ということで
「ダイダイ」をつける。

ビニールでできた「うらじろ」
「潔白」をしめすためのウラジロ。・・・・

神様に対して、失礼極まりない・・・・・。
カビがはえないから、とかの利便性だけで
このようなものを使うのは、いかがなものか。


今年は総代さんからの提案で、結び目を蝶結びに
してみました。
チョッとしたこだわりです。
お正月、ご覧くださいね。







2011年12月17日土曜日

北方領土・・再び・・・

昨日、また福岡へ。

少し前まで、(独)北方領土問題対策協会の推進委員
を仰せつかっておりました。
いわゆる、「北方領土を返せー!!」って頑張ってる
団体です。
現在も、ロシアにより「不法に占拠」されています。

12月になると北方領土返還促進福岡県民協議会の
忘年会があり、退任した身ではありますが、オブザーバー
としてお呼ばれして、行って参りました。

とても懐かしいメンバーでございました。
お酒をいただきながらですが、今後の我々の
活動について、さまざまに意見交換をすることが
出来ました。

平成24年2月7日(予定)には小倉で県民集会が
開催されます。
一人でも多く、北方領土につて現状を理解していただき
国民を挙げて返還へ向けて活動をしなければなりません。

北方領土・・・・・いや    国土   です。

2011年12月15日木曜日

鎮火祭

本日、午後3時、鎮火祭の神事をご奉仕
いたしました。

年末になると空気が乾燥し、火事が多くなります。
氏子の皆様に「火」の災いが無きように、祈りを
捧げます。

火を起こすには、このような「火きり」の具を使います。
これが結構大変。


何とか種火を作り、息を吹きかけて
「火」を起こします。


起きた「火」を器に移して、神前に奉ります。



祝詞を奏上し、氏子の皆様方の無事安寧を祈ります。

最後に参列の皆様に「鎮火安全」のお札をお分かち
します。                          
(参列者からは、お初穂料はいただかずに
無料でのご奉仕でございます。)

毎年、12月15日に行いますので、お誘い合わせの上
御参拝くださいませ。

今回は、事前の告知を忘れておりましたので
参拝は少なかったようです。
ぜひとも、来年のカレンダーに書き込んでおいて
くださいね。




竹田研究会

昨日は博多へ勉強会に行って参りました。

12月の慌ただしい最中ではありますが、
研究会の事務局長という役職をいただいて
おりますゆえ、可能な限り参加してお手伝いを
しています。

仕事を終えると、「速攻」で小倉駅へ。
新幹線で博多へ。福岡県護国神社へ。
到着するや、受付の開設と対応。

講師は竹田恒泰先生。
ホットな話題を斬っていきます。

皇室にかかわることがメインで、「女性宮家」を
作ることの危険性についてお話いただきました。
女性宮家→永年にわたって受け継がれてきた
「男系」が崩壊→「女系」。
日本の皇室は女性は一般から入ってきた方は
いらっしゃいますが、男性は外部から入ってきた方は
 いらっしゃいません。
「女系反対」=女性差別ではない。

外部(一般)からは男子は一切立ち入り禁止。
「男系を守る」ということは、むしろ男子にとても
厳しい、ということ。

マスコミやテレビの報道に惑われてはいけません。
現在の天皇陛下は125代目。
変わることなく「男系」を守ってきました。
ここまで、貫いてきた国は、世界中でも日本をおいて
他にはありません。

神職も本業はもちろんのこと、知識、教養を深めて
行かなければなりません。
日々、勉強です。



2011年12月11日日曜日

霊祭

正月の準備も急ピッチで進んでいます。

今日は、この前御葬儀を奉仕させていただいた
方の50日祭、引き続き納骨祭でした。
50日祭が「忌明け」のお祭りで、通常の生活に復す
節目となります。
お墓にもいろんなシチュエーションがあります。
ここは、道がかなり狭く、通常は3段の案を組むのですが
今回は1段の案で行いました。
約60センチくらいの幅なので、拝(90度の礼)ができず
苦労しましたが、恙なく神事を終えることができました。

愛しい人との別れは辛いもの。
しかし、
1年2年3年と経つにつれて、その悲しみも徐々に和らぎ、
それが思い出に変わってゆく事と思います。
御霊の安らかなることを祈念申し上げます。




2011年12月9日金曜日

忘年会のシーズンまっただ中ですねえ~~。
私事、青年会議所の卒業生が出る年に
メンバーが集まって「追い出し」をやります。
(当時メンバーだったOBも出席)

懐かしい顔ぶれでした。
フロアメンバーだった人が「次年度は副理事長」
・・・・・・出世したなあ~~。

若かった彼が「所長」に就任。
・・・・・・・出世したなあ~~~。

私の同期は企業の社長に就任。
・・・・・出世したな~~・。

すごいなあ~。。
って言うと「今まで見えなかったものが見えてきた」と。
「みんなに支えられてきたんだよ、俺」

「数百人の社員がいれば、その家族を合わせると
1000人くらいの人たちを背負っていることになる」
そう考えると、とてつもなく重いものが、肩にのしかかってくる。

トップとはいろんな意味で、大変だ!!

・・・私は相変わらず「禰宜」のまま。
当分出世しそうにない・・・・・・?





2011年12月7日水曜日

門松つくり 最終段階

さて、門松も漸く最終段階。
半分に割った竹の節を取ります。

数が多いので大変です。

今年はたくさんの竹を準備したので、節の高さを
合わせることができました。
こうしておくと、竹を横に並べた時に、きれいです。

更にナタで竹を縦に割って大きさを揃えます。

ナタがすこしでも斜めに入ると割れにくいのですが
まっすぐ入ったときは、気持ちがいいくらいスパ~ンと
まっすぐに割れます。
「竹をわったような性格」といいますが、このこと
なんだなあ~なんて思いながら作業をいたしました。
我もかくあるべし・・・と念じつつ・・・・・・。


これで周囲を囲むパーツの完成。
続いて、メインの中央の竹を準備。
これが一番難しい。・・・「職人?」としての
」が問われるところ。

私の持っているノコは素人用なので一発で切ることができません。
ノコの歯が小さいため。
手ノコと電動ノコを駆使して、斜めに切断します。
この切断面が、門松の美しさを決めます。

今年の出来は・・・・・・・・「まあまあ・・・・」です。
あとは、組み上げるだけ。
15日頃、完成予定です。





2011年12月4日日曜日

そろそろ年賀状

12月になると、急に忙しくなってきます。
毎年恒例ですが、年賀状のシーズンです。

近年は、複数の郵便局から「お願い」が参ります。
局も「ノルマ」みたいなのがあるんでしょうね。

今年、私が準備する年賀状は、600枚くらい。
そもそも、年賀状って、遠く離れて、めったに会わない
人に送るものだったのでは。。。。。。。

毎日、少しずつ書きますが、頑張っても1日に50枚くらいでしょうか。
手がしびれてきます。

手紙というのは、自分の手で書くのが一番。
上手い、下手は問題ではなく、気持ちが伝わりますよね。
なるべく、毛筆で書きたいのですが、時間がないのと
体力の限界で30パーセントくらいは機械に頼ってしまいます。


近年は、元旦に会って、「年賀状有難う」なんて会話は
当たり前になってきました。
なんか、変じゃない??
でも、これが当たり前になってきたので、しょうがない。

聞いた話によると、ある人が年賀状を出したのに
相手からは来ていなかったので、電話をして
「まだ届いていないわよ」って
いったそうな・・・・・・・・・・・・・。


2011年12月2日金曜日

若松恵比須神社 秋季大祭

本日、若松の恵比須神社さまへお祭りの
お手伝いに参りました。
本日は平日のため、参拝者は少々少な目でしたが
毎年賑わうのは、写真右手にある「梅ケ枝餅」です。
今日もなが~い行列。

祭典は「紫陽殿」というところ。
楽人を含め、10人でご奉仕です。

ここが一番の「見せ場」。
宮司さんが包丁を持ってお供えのブリをさばきます。
鱗を取り、背びれ、胸ひれ、しりひれ、腹ひれと
落として、切り分ける・・所作をします。
口にくわえているのは、半紙。
魚に息を吹きかけないようにするため
(と・・聞いたような・・)

さばいたブリを担当者に渡して、会場を巡ります。
皆様方に「ふるまう」行事か・・・・・・・・?
今度、確認しておきます。

ブリを持っているのが、私です。
10キロ弱、くらいあるでしょうか?
かしこまって、平気な顔してやってますが
あの重さは、かなり苦痛です。


本日の祭典は恙なく終了。
3日・4日もお祭りがございます。

特に御商売をされていらっしゃる皆様方
「御利益」をいただきにお参りされてください。。。
来年こそ、景気が上向きますように・・・・。

(写真:岡田宮提供)


2011年11月30日水曜日

水神社例祭

当社の紅葉も漸く、色づきました。
今が見ごろです。
夕焼けに映える紅葉も奥ゆかしい。



今日は下到津に鎮座する水神社のお祭り。
毎年、11月に行っていますが、今年は少々遅れて
月末になってしまいました。
ここには、社務所の施設はなく、直会は外で行ないますので
気温が心配されていました。
いわゆる、異常気象のおかげで温かく過ごすことができ
皆さんホッとしていました。

本年も水の災害もなく恙なく過ごせたことに
感謝を申し上げました。


午後からは、地元の消防団の消防車のお祓いです。
あんなに近くで見るのは初めてで、ちょっぴり嬉しく思う。
この車は、常に危険な場所に向かい、私たちの
生活を守ってくれている。
関係者一同、事故怪我の無いよう、祈念しながら
お祓いをさせていただきました。

みなさん、頑張ってください。
ご安全に!!





2011年11月29日火曜日

習礼~若松恵比須神社

12月2日から若松恵比須神社の
お祭りが始まります。

大きなお祭りの前には、通常、習礼(しゅらい)を
いたします。いわゆる「予行演習」

毎年、大きなブリがお供えとして捧げられます。
これがまた、大きくて重いので、装束を着たまま
伝供(神職が神前にお供えを運ぶこと)をするのは
大変です。

宮司さんが包丁を持って、ブリをさばく所作をします。
ここが、このお祭りの見どころ!!。

当日は、間違えないようにがんばろっと。

習礼終了後、みんなで食事に行きました。
斎主は博多の櫛田神社から代務で宮司さんが
いらっしゃっています。
色々お話を聞かせていただき、大変勉強になりました。

奥の深い「帝王学」です。
大いに神職としての糧となりました。感謝です。




2011年11月27日日曜日

地鎮祭

今日は、11月最後の日曜日。
七五三詣も賑わいました。

12月初旬までは受け付けていますので
まだ、お済でない方は、どうぞ!

午前中は久しぶりの地鎮祭。
しかも、当社と同じ町内会になる造成地。
神社から車で1分。
住友林業さまが建築を請け負っていらっしゃいます。
きょうは施主様のご希望で当社に御指名をいただきました。


今後生活をする中で、何かとご縁があるかもしれませんから
「地の神様」=氏神様をお招きいただいたのは
うれしい限りです。

立派な家が建ちますように。。。。。
おめでとうございます。






2011年11月26日土曜日

しめ飾り その2

先日、「わらすぐり」を済ませたワラを
水をかけて木槌で打ちます。
「左ない」に綯って、丸くします。
これに、神札を取り付けます。

仕上げに、この秋に獲れた初穂を取り付けます。
もうじき、完成です。



2011年11月25日金曜日

禰宜の休日 海の幸を堪能



先日久しぶりに終日お休みをいただきました。
趣味、というより「ストレス発散」となっている
魚釣り。関門海峡へ行ってまいりました。

狙いは「アラカブ」と「アコウ」。
釣って帰ったものは、我が家では自分でさばくのが鉄則。

中骨は毛抜きで抜いて、鍋に入れる。
右側のは「カワハギ」いわゆる「本メンボ」。
この肝が旨い。

・・・・・これだ!
刺身醤油に溶いて食すと、何とも濃厚。
新鮮だからできる技。

船から上がるとき船長さんから思いもかけず
頂いた「関門たこ」。
タコは、大根と一緒に煮るととっても柔らかくなる。
最初は砂糖のみいれて、煮る。
途中で醤油を入れて調味。・・・・
タコの色が大根にしみこんで赤くなることから
サクラ煮。。。っていうらしい。

なんといっても、新鮮な魚介類は刺身が一番。
タコの刺身。抜群。

タコは足が8本もあるので、かなりの量がとれる。
からし酢味噌であえても、抜群。
・・・・・・これって、全部、酒の肴?????です。

釣りをしてるときは、ぼーっと海を見ながら魚と
知恵比べ。仕事の事は一切考えない

魚をさばいているときも、大変だけどなんだか
楽しい。
ほんとに、楽しくストレスが発散できます。

あなたは、どんなストレス発散方法をお持ちですか?
・・・・・ない?方は、今からでもいろんなことにチャレンジ
してみてはいかがでしょうか。
心の休日って、とっても大事と思います。



2011年11月23日水曜日

そろそろ、年末の準備

今日は祝日。
七五三詣や初宮詣など足元の悪い中
ご参拝に来られました。

午後からは、遅れていた年末の作業。
毎年当社では、12月にしめ飾りを頒布しています。

頂いたワラを出して「、ワラスグリ」。
刈ってきたそのままの状態。
「ハカマ」がついたままなので、1本1本きれいに
していきます。


約1時間かけて、ハカマを取りました。
ワラ細工などはここからスタートします。



束ねて、結束して、一つのパーツが完成。
今日はここまで。

これから、少しずつ進めていきます。
間に合えば12月1日から頒布開始です。
すでに予約が入っているので、少々慌てますね・・・・・・。
少ししか作れませんので、数量限定です。



2011年11月21日月曜日

イルミネーション 写真室

今日は御葬儀のお手伝い。
通常、葬儀の予約はなく、突然やってきます。

妙見さんから、昨日「ホットライン」を頂き本日の
ご奉仕となりました。

太鼓・摺り鉦・笛の3人奉仕。
お葬式の時も、ドンチャカやるんですから
初めて見る方は驚くかもしれません。

これは、豊前地区に古くから伝わる楽で
終命の時もこの伝統の楽で送ります。

やはり、葬儀は気を遣う。・・・疲れます。
斎主のそれに比べたら100分の1くらいですが・・・。


先日、子供たちとリバーウォークに行ってきました。
クリスマスイルミネーションの撮影です。
久しぶりの「カメラ小僧」をいたしました。

近頃はデジカメが売れないそうで・・・。
スマートフォンにすべての機能が入っているせいか・・。
私のはチョッと違う。
デジタル一眼ですから・・。

お分かりだろうか?
普通に撮ると上。温泉なんかの写真は下のように
水が繋がって、柔らかく見せます。

シャッタースピードを落として撮影。

木の上にとまる雪だるま。

ディズニー。

光のトンネル。

これらは一切フラッシュを使わずに撮影。
ほとんどの方はフラッシュを使っていましたが
フラッシュを使うと光が届く範囲しかきれいに
写りません。
ただし、普通のカメラだと、ブレる可能性が大。
これが、一般的なデジタルと一眼の違いであろう。

まっ、自己満足の世界ですがね・・・・・・・・・・・・・・・・・。

イルミネーションを見ているとき、娘が一言。
今、節電しなきゃいけないのに、どうしてこんなに
電気を使うの????」

・・・・・・・・・父「そうだねえ~~~~」・・・・・・・・・



健康法