敷地祓も後半戦。
今日は当社の「おひざ元」、上到津・都
の敷地祓でした。
この辺りは、旧家が多く、結構「しきたり」が
守られています。
これは、数年前までお神輿が「お泊り」していた
旧家です。
その日の敷地祓が終わると、次の町内へ引き継ぎます。
その町内で決められた家に次の日まで、お神輿を泊めます。
夕方から、町内の皆さんが集まって「お通夜」と称し
お神酒がふるまわれます。
この家に入るときは、神職だけ別の入り口から入ります。
手水鉢で手と口を清めてから家に入ります。
玄関には写真の提灯が下げられます。
今では「お泊り」はなくなりましたが、提灯だけは
出してくれています。
これも旧家の敷地祓。
桶には水が入っていて、笹の葉を浸して
ぱっ、ぱっとお浄めをします。
野菜や果物をお供えされる場合もあります。
神輿の両脇には榊がそなえられます。
当社の敷地祓は約300年の歴史があります。
昔からの伝統が引き継がれていることに
喜びを感じます。
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