到津八幡神社 禰宜の部屋へようこそ!
季節が感じられるページ作りを目指します。

神社HPは下記からどうぞ

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2011年10月29日土曜日

神楽殿竣工奉告祭

昨日、小倉北区の妙見宮の神楽殿竣工奉告祭
が行われました。
氏子崇敬者から、多くの浄財が寄せられ見事な
神楽殿が竣工しました。
私は楽人(太鼓)と典儀(司会です)

お祓いの後、遷御(せんぎょ)が行われます。
本殿の神様の御分霊を新しい神殿にお遷しする
神事です。
このような神事は、お宮を建て替えるなど大きな
工事を伴う時にしか行いません。
私も初の経験でして、当日も始まる前に入念に
打ち合わせをしました。

そこで、変わるんです、内容が・・・。
「やっぱりこうした方が・・・・・・」って。
私は太鼓で初めて打つメロディーをすることに。
単調な調べではありますが、聞いたことのないメロディーです。
緊張です。

神事中に色々と説明を加えることとなり、台本なしで
本番に突入です。
さあ、うまくできたかどうかは、皆さんのご意見を
伺うとして、お祝いの神事は無事終了しました。

神職をしていてもなかなか経験することの出来ない
神事に携わることができまして、光栄に思います。

禰宜さんも、大変お疲れのことと思います。
ホッと一息つくところでしょうが、まだまだ
残務整理が山のようにあることでしょう。

落ち着いた頃に、有志で集まって盃をかわしながら、苦労話でも
聞くことにしましょう。

おめでとう、ございました。




2011年10月28日金曜日

ここ数日ハードな日々です

何かと行事のある日々です。
10月26日氏子さんが亡くなりまして
神式の葬儀のご奉仕がございました。
19時から通夜のご奉仕。
病で亡くなる方、事故などで無くなる方、老衰などで無くなる方・・・、
その要因は様々です。
今回の方は、心臓の病で、突然亡くなられました。
ご家族の皆様も、心の準備もないままに、大変でございました。

命とは限りあるもので、いつかは果てるものですが、
今日か、明日か、1年後か10年後か、それがわかるのは
神様のみ。

先日、私の後輩がくも膜下出血で突然亡くなりました。
まだ若く40歳ほど。
連絡を受けて、唖然としました。
命とははかないもので、いつ果てるのか本当に
分からないものです。

昨日まであんなに元気だったのに・・・・。
数日前に亡くなった、近所の方もこんな感じでした

翌27日は告別式。
最後のお別れです。
終了後には、火葬を行うため、火葬場へ。

この日は、友引を挟んだため、多くの御遺体が
運ばれてきていました。
次から次へと棺がやって来る。


椅子に座りこんで泣き崩れる方、棺に向かって
話しかけられている方・・・・・いろんな場面に
遭遇しまして、神事を控えている私も非常に
心が重くなりました。

翌日が妙見神社の神楽殿竣工祭のご奉仕があるため
打ち合わせに急行するも間に合わず、口頭で説明を
受ける始末。

明日はお祝いの神事。
気持ちを180度切り替えてご奉仕です。
さてさて、結末はいかに・・・。
明日にでも写真を掲載しますね。





2011年10月24日月曜日

水神あげ

今日は早朝から井戸埋めの神事。
今にも壊れそうな建物に入り、床板を
はがして、斎場を設営。

数十年もほったらかしだったため、家の中は
ものすごい状況。
祝詞を読むとき、呼吸をするごとにカビの
胞子を吸い込んでいるような感じ。

蚊の住処でもあったようで、祝詞奏上中は
目の前を行ったり来たり。
私は両手がふさがっているので、「生き地獄」・・・??
(チョッと大袈裟・・・・・)

過酷な神事でした。

水は命の源。
今までお世話になった水の恵みへの感謝の気持ちを
込めて祝詞を奏上しました。

一度つぶしてしまえば、もう掘ることはないでしょう。
数十年後にはこのようなお祭りは、無くなるかもしれませんね。

使える井戸は、なるべく使いましょうね。
庭木の水やりだって、結構水道代の節約にもなりますから。






2011年10月23日日曜日

慌ただしい週末でした

20日・21日・22日・23日とお祭り
続きでした。
22日は日明の庚申塚の例祭。
奉賛会の皆さんが集い、お祭りが行われましたが
あいにくの雨模様。
急遽、いこいの家で「神籬祭祀」(ひもろぎ)
~地鎮祭のように神様をお招きする~
で行いました。
庚申祭とは道案内の神である「猿田彦」の神様
のお祭りです。
集まる皆様はとても信仰心のある方ばかりですので
神職としては、緊張もしますが、いろいろと「社頭?講話」
のやり甲斐があります。

この日の夜には兼務社の秋祭り。
雨にもかかわらず、例年よりも少ないながらも
多くの方々にお詣りを頂きました。
演芸大会に、くじ引き、露店も立ち並び
雨を吹き飛ばす勢いです。
生憎、カメラを忘れて画像はありません。


今日も兼務社の秋祭り。
今日も時間があったので好き放題にしゃべりまくりました。
神職仲間からよくいわれるのですが
、「お祭り後の斎主挨拶が長~い」と。
この時ばかりは、私の独壇場ですから、あれやこれやと
お話します。
「今日はちょっとやりすぎたかな?」って思っていましたら
皆さんから「いいお話を頂き有難うございました」と
感謝のお言葉を頂きました。
私にとりましては最高の褒め言葉です。

意を人に伝えるのはとても難しい。
しかし、なんでも場数をこなしていくうちに
何とかなるものです。
まだまだ、私は修行中の身。
人生、死ぬまで勉強です。

さ~て、また何か「ネタ」を考えておかないとなあ~~。




2011年10月20日木曜日

秋祭り~八幡編

今日は八幡東区の天疫神社の秋祭り。
毎年、お手伝いに行っています。

通常、我々は大きなお祭りを行うときは
近所の神社に助勤(お手伝い)を依頼します。
特別に大きな神社でない限り、神職数は
2~3名ですからね。

お天気も良く、たくさんの参拝者で賑わいました。
今日は、お神楽が来ていました。
人気の「ヤマタのオロチ退治」です。
クライマックスで大蛇が火を噴くと
歓声が上がります。
明日も2日めの祭典があります。

明後日は、当社の兼務する神社の秋祭り。
お祭りラッシュです。



2011年10月19日水曜日

振り込め詐欺?

当社では10月1日から御改修事業の
募金活動を行っております。
郵貯銀行の振込み用紙もついています。

先日、社務所に1本の電話がありました。
寄付のことでお尋ねします。お願いのお手紙を
頂きましたが、そちらの口座番号を確認させて
ください」とのこと。

先方様のおっしゃるには「最近振り込め詐欺が多いので
確認の意味でお尋ねしました」とのこと。

ん~~~、迷惑なお話です。
余計なことをする人がいるために、氏子様にも余計な
心配をかけてしまっています。

でも、注意深くないと、引っかかってしまいますからね。
御心配な方は、お尋ねください。
ホームページにも書いていますので、ご確認ください。



2011年10月16日日曜日

秋祭り

10月14日、15日、秋季大祭が行われました。
天気予報は何度見ても変わるはずもなく・・・雨。
すべての準備を万端に整えたものが一気に崩れて
しまいました。
メインのお神輿も20名がかりで蔵出しし、整えたのに。
幻の渡御となってしまいました。
あの雨は私の心の涙雨・・・・・・・・。
なってしまったことは、くよくよ考えてもしょうがない。
考えてもしょうがない事は考えないようにしています。
・・・・無駄な気を遣うだけですから・・。

明けて15日、晴れました・・・。

15日の日の出です。美しい・・・。

この日はバザーが行われ境内は多くの参拝者で
賑わいました。
祭りの日には、境内に騒がしいくらいに子供たちの声が
響き渡る。これこそ私の理想とする「鎮守の神さまの祭り」
ですね。神様も賑やかな様子を見て、きっとお喜びに
なられたことでしょう。



若手グループの踊りもあって賑わいに花を添えて
くれました。楽しい踊りを有難うございました。


一夜明けて、16日。
後片付け。この日も約20名ほど総代さん方が
集まって、作業にあたってくれました。
まず、朝礼・・・・。
出番のなかった神輿を収納し、テントを片づけ、提灯を下し
看板を撤収、幟の収納、最後に清掃。

当社は地元の沢山の皆様に支えられています。
「手作りの村祭り」ができるのも、こういった
皆様の助けがあって可能なのです。
氏子の皆様にもっともっと楽しんでいただけるよう
頑張らなければならないと肝に銘じております。
まずは、皆様有難うございました。
心から感謝です。


2011年10月13日木曜日

祭り前日準備

明日は秋季大祭。
本日総代さん達が集い、諸準備にあたってくれました。
10月14日はお神輿が出る・・・・予定です。
雨が降らなければ・・・・。

降るか降らないかは神様のみぞ知る。
準備だけは万全に整えておかねばなりません。

神輿の装飾品もすべてきれいに!

神輿作り・テント立て・幟立て・提灯設営・注連縄も取り付けて終了。
最後に皆さんで境内清掃。
約20名で3時間を要しました。
氏子総代の皆様方に感謝です。



当社の改修事業も始まりました。
仮の掲示板の作成が始まりました。

皆様方のご協力をお願い申し上げます。


さて、お天気はいかに・・・・。
見ても変わるはずのない天気予報を
何度も見ています。
だんだん、胃に穴があいてきたような・・・・・。

2011年10月12日水曜日

初穂・・

秋祭りは収穫の感謝のお祭りです。
当社では、毎年秋祭りに稲穂をお供え
いたします。
当到津地区には田んぼがありませんので
小倉南区の神社さんから稲穂を分けていただいています


神前にお供えするために袴を取って短く
切って整えます。

天気予報では「雨」。
とてもブルーです。
1ケ月以上かかって準備をしてきたのですが
雨が降るとメインのお神輿が中止となります。
毎日天気予報とにらめっこ。
決行するか中止を宣言するか・・・・・・。
中止になるとお弁当や「おにぎり」「飲み物」など
すべてが台無し。キャンセルがききませんからね。
胃に穴があく思いです。
午後3時までに雨が止んでくれたら
決行予定です。
神様~~お願いします・・・・・・。


2011年10月11日火曜日

プラントに潜入


本日は、早朝から機械の起動式。
何を作っているのか?
「◆〇☆*★・・・・」
聞いてみましたが、チンプンカンプンです。
水素とか、なんとかいろんなものを使用しているようです。

中はとても蒸し暑い。
初めて入るエリアです。
一般の方は絶対に入ることはできないでしょう。
・・・いい経験をさせてもらいました。
いわゆる、「工場オタク」と呼ばれる方々には
たまらない場所なのでしょうか?
今日の神事で、終わった後は汗がしたたりました。
夏場は40度を超えるというから、かなり過酷な
現場です。

社長の起動スイッチ「ON]で一斉に拍手。
神事は無事終了しました。
どうか、皆様、安全第一。
元気で健康でお仕事にお励みください。


2011年10月9日日曜日

樹木の伐採

今日は古い松の木を伐採するにあたっての
お祓いです。
近頃、こういったお祭りはめっきり無くなりました。

「木」も生きています。
根元から切るということは、「命を取る」ことです。
人間の都合によって、自分たちより長生きしている
ものの命を奪うことになります。

・・・・申し訳ないという気持ちもあるが、生活をしていく上で
しょうがない部分もあります。
しかし、「命」というものは意識して頂きたいものです。

今日は所有者の方と木を切る業者さんたちとともに
感謝の気持ちを捧げ、伐採に対するお詫びの祝詞を
奏上させていただきました。

食事をす前にも「いただきます」を言います。
私たちは自分たちが生きていくために、
稲をはじめ、魚、動物等の「命」を頂いています。
天の恵み・地の恵み・そして尊い「命」を意識し
感謝の気持ちを持つことが大切なのです。



2011年10月7日金曜日

新社屋のお祓い

当社の氏子さんが経営するビルのお祓いに
行ってまいりました。
一度、竣工祭を行ったのですが、いろいろと
あったようで、改めて本日、お披露目を兼ねて
竣工のお祓いがございました。

5階建ての大きなビルです。
参列は50名くらい。
全部のお祓いをせねばなりませんので
一旦神事を閉じてから、お祓いに行きました。
社長と社長夫人と幹部の皆さんと屋上から
1回まですべての部屋を清めました。

私は浅沓を履いているので移動が大変でした。
そもそも、長距離を歩くように設計されていませんからね。

駐車場までお祓いが終わった後、涼しい秋にも
関わらず、汗が流れていました。
大麻(おおぬさ・お祓いする神のついたもの)を何十回
振ったことか。
お祭りしたなあ~って感じです。

新しい場所で、みんなで協力して、益々栄えます
よう祈念申し上げます。





2011年10月6日木曜日

石巻からの手紙

平成23年3月11日、東日本大震災が
発生しました。
ふと、頭をよぎったのは、学生時代の同期が
宮城県にいたこと。
卒業以来、会うこともなく、年賀状のやり取り
だけでしたが、「確か住所は石巻だったような・・・」
不安がよぎりました。
年賀状を確認すると、やはり「石巻」。

暫くしてから、業界の新聞には被災された方の
名簿がずらり・・。
名前を探す・・。
同じ苗字があった時はドキッとする。
幸い、名前は掲載されなかった。

とりあえず、メールで安否を確認すると、返事が
返ってきた。
納車したばかりの車や仕事で使っていたPCがデータごと
流されたとか。
地震後、町の人たちの避難誘導をしていたら津波が
襲ってきた。
病院の建物の中を数十メートル流されたそう。
よく無事でいてくれたと安堵した。

最近、少し落ち着いたのか、社報が送られてきた。
そこには、すさまじい、レポートが記されていた。
読んだだけでもぞっとする。
彼もまた私と同様、若い。・・・・・・・・?
神職として、石巻の住人として、辛かろうが、このことを
次代に語り部となり伝えていってもらいたい。

結局何もしてあげられなかった。
せいぜい、義捐金を集めて送ったくらいか?
他に、何かできるであろうか?

とにかく、頑張っていただきたい。
これから、復興に向かっての道のりは
長くて険しいものになるかもしれない。

町の復興と皆さんの心の復興を願うものである。



2011年10月4日火曜日

もう、七五三ですかねえ~~。

七五三詣といえば、お子様のこれまでの成長を
感謝し、今後の御守護を願う大切な人生儀礼
の一つであります。

そのいわれは、御存じのことと思います。
三歳の男女は髪置き
五歳の男子は袴着
七歳の女子は帯解
である。

そして、その由来は、その昔、徳川徳松の
祝い事を11月15日に行ったことからだと
されています。
ですから、七五三の祝いは11月に行うのが
通常であります。

しかし、近年だんだんと、早まってきているようでございます。
9月から準備をされているところもあるようですが
何となく季節感が感じられません。
(まだ、ツクツクボウシが鳴いている・・・)

写真の前撮りを早めにしたら割引なるなどの
広告をよく目にしますが、そういうのも影響
しているのでしょうね。

神社の方も周囲のニーズに合わせて、早めに準備を
せざるを得ません。
当社もとりあえず、10月8日から受付を開始する
ことといたしました。

看板等の設営は当社の秋祭りが終わってからになります
ので、10月16日以降にお越しになられた方がいいかも
しれませんね。

・・・紅葉が色づく頃だと雰囲気も増すのですがねえ~~。


2011年10月1日土曜日

スポーツの秋 ウォーキング

今日は朝からいい天気。
こんな日は、芝生でゴロゴロしたい気持ち。

そういうわけにもいかず、禰宜は年祭へ。
つい最近、3年祭を奉仕したと思っていましたが
今日は5年祭。
光陰矢のごとし・・・・・。


また、今日はJRのウォーキング大会だそうで・・・。
小倉駅を出発して当社まで歩く。
大した距離ではないが、早足で40分はかかるだろう。
聞くところによると、参加者は千数百人。
驚きである。

先日のウォーキングでも全国から集まったようだが
かなり人気があるものですねえ。
私は歩くのはあまり好まないので、その楽しさが
分かりかねますが・・・。

授与所で忙しかったのは、「御朱印」ですね。
朱印帳持参で神社めぐり・・・。
初めて来た方も多く、当社を知ってもらったのは
有難いことです。
皆さん、楽しそうでしたね。

どうか、御健康で・・・・!!!




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