昨日、小倉北区の妙見宮の神楽殿竣工奉告祭
が行われました。
氏子崇敬者から、多くの浄財が寄せられ見事な
神楽殿が竣工しました。
私は楽人(太鼓)と典儀(司会です)
お祓いの後、遷御(せんぎょ)が行われます。
本殿の神様の御分霊を新しい神殿にお遷しする
神事です。
このような神事は、お宮を建て替えるなど大きな
工事を伴う時にしか行いません。
私も初の経験でして、当日も始まる前に入念に
打ち合わせをしました。
そこで、変わるんです、内容が・・・。
「やっぱりこうした方が・・・・・・」って。
私は太鼓で初めて打つメロディーをすることに。
単調な調べではありますが、聞いたことのないメロディーです。
緊張です。
神事中に色々と説明を加えることとなり、台本なしで
本番に突入です。
さあ、うまくできたかどうかは、皆さんのご意見を
伺うとして、お祝いの神事は無事終了しました。
神職をしていてもなかなか経験することの出来ない
神事に携わることができまして、光栄に思います。
禰宜さんも、大変お疲れのことと思います。
ホッと一息つくところでしょうが、まだまだ
残務整理が山のようにあることでしょう。
落ち着いた頃に、有志で集まって盃をかわしながら、苦労話でも
聞くことにしましょう。
おめでとう、ございました。