到津八幡神社 禰宜の部屋へようこそ!
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2010年7月18日日曜日

祇園祭の御奉仕

今年、初めて祇園祭の神事を
御奉仕させて頂きました。
当社は祇園とは殆ど御縁が
無いのですが、町内から依頼
があり、「初体験」いたしました。

御幣をどのように作るのか、
また、神社では行わず、路上で
山車の前での御奉仕、どのように
行うべきか(祝詞を奏上するに当たって
神様をどのようにお招きするのか)
色々考えて、到津流で御奉仕
いたしました。
太鼓の打ち手の方々は皆「MYバチ」 
を持っているんですね。
みんなのバチを集めて、祭壇に乗せて
賑やかに、見事な太鼓が奉納できるよう
また、山車巡幸と町内の安全を祈願し、
お祓いさせて頂きました。

これは、山車側が小学生、右側が大人組。
まづ、子ども達が大人に「よろしくお願いします」
と大きな声でご挨拶。
大人組からは一緒に頑張りましょう!と激励。
こちらの町内では、「挨拶はしっかりしましょう!」
ということで、必ずこの行事を行うそうです。
とても素晴らしい事だと思いませんか?

「祭り」と言うのはただの神祭りだけでは
ないんです。
酒を飲んで騒ぐだけの輩もいるが、これは論外。

そこは教育の場でもあるんですね。
町のみんなが、町の子ども達を指導する。
日常の隣の雷オヤジが殆どいなくなった今、
祭りの場は、町のみんなが指導者。
素行から、町の「しきたり」なるものをここで
伝授する。
「こういう時には、こういう風に振舞え。」
先輩達の姿を見て、「自分もあのくらいの
年になったら、ああいうことをしなくてはならない」
ということを、自ら学ぶ。
「祭りの時は無礼講」とは言うが、その中にも
礼節があり、限度もある。

伝統行事の影が薄くなっていくと共に
人と人のつながり、人の和が薄れて
いってる様な気がする。

地域の伝統行事・祭り。
やめるのは簡単なこと。
みんなで守って行こうではありませんか!!

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