到津八幡神社 禰宜の部屋へようこそ!
季節が感じられるページ作りを目指します。

神社HPは下記からどうぞ

http://members.jcom.home.ne.jp/itouzu/





2010年7月30日金曜日

明日から夏祭り

7月の後半、何かと出事続きでバテ気味です。
8日の間に6日は夜いないんですからね。
半分は神職のお仕事。半分は関係団体の
諸行事。

昨日で全てを乗り切り、一安心。
昨日は小倉法人会の集まり。
各支部の役員さん方が大勢いらっしゃい
ました。当然私は最年少。

ステージ上の左にいる方は当社の責任役員様。
今日は表彰されていました。
私も誇らしく思いました。

終了後、ホテルを出て帰ろうとしたら、前のほうに
参加された社長さんが方が歩いています。
追い抜きざまに「お疲れ様でした~」と声をかけて
立ち去ろうとしたら、「若いのがもう帰るのか??」
「あっ、はい・・・・」・・・・・・・・・・・・・・・・
「チョッと行こうか!」「えっ、、、、はい」
そんなに、お話をした事のある方ではなかったのですが
急に誘われて、正直ビックリです。
3人の社長様と若僧の私の4人で夜の街へ。
12時を回った頃、「私は人間学を学んでいる」
「君は何故働いているんだ?」と。
唐突にこんな質問が飛んできて、少々慌てましたが
・・・・皆さんはどう答えますか????

私は「伝統と文化を継承するためです」と即答したように
記憶しています。
違う畑の方とお話しするのは、大変刺激になり
勉強させられます。
どんどん、視野を広げて勉強しないとね。


明日(7月31日~8月1日)から夏越祭。

本日、茅が届きました。
明日は朝から25名くらいで、茅の輪を作成します。
万灯会や万灯会コンクール、ラムネ・かき氷のバザー
開運福くじなどイベントは盛りだくさん。
皆様のお参りをお待ち申し上げております。

2010年7月28日水曜日

心吉神社

今日は、雨のせいか、とても
涼しい1日でしたね。
夏がこれくらいだったらなあ~
と思いもしますが、作物が育ち
ませんね。
夏は暑いものとあきらめましょう。
夕方からは、兼務している心吉神社
の夏祭り。十数名の参列でひっそりと
行われます。
境内には樹木が沢山ありますが、
お祭りの前に総代さんが、きれいに
掃除をされていて、とても清々しい
気持ちになれました。樹木も見事に
剪定され、立派な境内です。
(カメラを忘れたので映像がありません。)

祭典後、公民館で直会。
総代さんからこんなお話が・・・。
この神社が老朽化して建て替えなくては
いけなくなったとき、資金調達が
困難ですよね。
神職も常駐していない村の鎮守様。
確かにそうです。
時代が変わると、いよいよ奉賛活動
が難しくなるでしょうね。
ただ、憂えてるだけではどうにも
なりません。
神社の存在意義をもっと住人にアピール
するとか、地域とコラボして新たな
祭りを始めるとか・・・・。
方法はあると思います。
その神社の性格と地域性をよく観察
して何をすべきか、また何が出来るのか・・。
本務の到津も含め、日々考えさせられます。
このような、悩みはここだけでなく、全国的に
出てくるでしょうね。
我々神職もお祭りだけではなく、運営なる
ものを研究しなくてはなりません。
課題は山積みです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




2010年7月27日火曜日

禰宜の休日

先日魚釣りに行ってきました。
5時30分、下関から出航。
1時間ほど沖へ出て、糸を垂らす。
深いところなので「電動リール」を
使用。
要はスイッチを入れたら勝手に糸を
巻いてくれる優れもの。
「手で巻いたほうが醍醐味があるんじゃ
ないの?・・・・・・・。
いやいや、水深80~90メートルなので
手で巻いてたら、体力がもちません。

で、何を狙っていったかというと・・・・
「甘鯛」。
この日は、あまりよくなかったのですが
船長さんは、5~6本上げてましたね。
50センチくらいのやつですよ!!

生きた海老をつけて、海底に落とす。
ぐぐっとくる。魚によってあたりが違う。

右上の黒っぽいヤツ、なんでしょ?
下関では「たかば」。一般的には、ご存知
高級魚の「ハタ」。
目の飛び出たヤツは、アラカブ。
デパートの地下で売ってるやつよりは
大きいですよ!
そして、左側のきれいな顔したヤツが
本命の「甘鯛」。
30センチくらいですが、この日、一番小さい
獲物。煮てもよし、刺身もよし。
釣果は全て高級魚!!
釣れたら、即船上で〆るので、鮮度
抜群。
船長は夕方のセリに出していました。

その他、30センチくらいの沖アラカブ。
1キロくらいのオニオコゼ(超高級魚)
25センチくらいのウマヅラ。

ちなみに、これが私の「愛刀」。
上が出刃、下が刺身包丁。

しかし、7時間くらい炎天下のもと
船上にいると、結構辛い。
刺身を食べると、疲れも吹っ飛ぶ。

貴重な1日でした。
また、時間が出来れば行きたいなあ~

2010年7月25日日曜日

水神社のお祭り

7月24日、夕方から平松の
水神社のお祭りがありました。
毎年この時期で、連合会の皆様や
来賓の皆様を迎えて盛大に行われます。
玉串拝礼も半端ない。

参列は50名くらい。
祭典が終ると、着物の中は、びっしょり。

今年の梅雨はよく降りましたが
地域には災害も無く、恙無く過ごせました。
水の神様のお陰です。
地域を守ってくれた神様に感謝。

昭和28年には水害に見舞われましたからね。
当社の長い石段の下から5段目辺りまで
水が来たと聞いています。

水は無くても困るし、ありすぎても困る。
一旦牙をむけば、家を飲み込み、
人の命を奪う怖いもの。
でも、草木をはじめ、生き物の命の源。
水道をひねると当たり前に水が出てくる。
水不足になって、水の有り難味が分かる。

普段から、感謝の気持ちを持って
水と接したいですね。


2010年7月24日土曜日

創立80周年

暑い一日、如何お過ごしですか?
隣の到津小学校では創立80周年
を迎えます。
継続事業である「そうめん流し」、
昨年は79メートル。
今年は80メートル。
「いちょうクラブ」というお父さんクラブ
の皆さんで作業をしました。
孟宗竹を6本くらい、縦に割って

節を取って、グラインダーで
ヤスリをかけて・・・・・・。


午後までかかって、ようやく完成。
熱中症にならないように、ポカリを
飲みながら、何とか頑張りました。
私は仕事の都合上、午前中のみ
でしたが、一日御奉仕いただいた
お父さん、お疲れ様でした。

明日、25日、草刈をしてから、お昼頃に
スタート。
ちゃんと流れるか心配です。
160人くらい集まる予定。
楽しみです。

2010年7月23日金曜日

松のお手入れ

当社の社務所の前には古い
松があります。
枝ぶりはなかなかのもの。
歴代の腕の立つ総代さんが
お手入れをしてくれています。










松の剪定は年2回。夏の新芽つみ
と冬のもみ上げ(古葉落とし)。
夏の手入れは比較的やりやすい
のですが、夏の日差しが大敵。
冬は寒いし、作業がとても細かい。
二人で半日かかる。










私も現在修行中。
いつかは自分で出来るように
なりたいと思いますが、如何せん
とても難しい。
何年か先を見据えて剪定しなくては
ならない。
怖いのは、松は下手なところを切ると
そこからは芽は出てこないこと。
はさみを入れるのも緊張します。
来年あたりから、挑戦しますかね~~。
総代師匠からお許しが出たら・・・・・・。
昨年、師匠から貴重な鋏を頂いた
ことですし・・・。

松はとてもいいですが、後の手入れ
のことまで考えましょうね。

2010年7月21日水曜日

作業の一日

暑い日が続きます。
気になっていた場所の剪定
作業!
我々神職は、夏場が比較的神事が
少ないので、この時期に草刈や剪定を
行う場合が多いのです。

小指~太ももくらいの木・枝の剪定。
ネコ(一輪車)で10杯分くらい切りました。
30度を超える炎天下。4時間かかって
終了。脱水症状寸前。

「痛っ!」と手を見ると黄色い毛虫が・・・。

クロシタアオイラガ。体長は1センチ
くらいだった。
写真はあとで見てみたら親分がいたので
撮って見ました。
当然軍手をしてるんですよ・・・・・・。
刺された瞬間は「電撃」が走ったよう
な痛み。強烈です!小さいくせに・・。

付いていたのは、何と楠木。
楠はショウノウ(衣類の虫除けに使う)
の成分を含んでいるので、まさか毛虫が
いるとは夢にも思わず・・・。
みなさん、これからの作業時には
十分注意しましょう!
・・痛みは20分くらいで消えました~~。

夕刻からは博多へ。
福岡県神道青年会と長崎県神道青年会
の合同研修会。
長崎街道と坂本龍馬について。
大宰府天満宮の味酒先生。
とても分かりやすく、面白い講義
でした。
今日は、我が子の誕生日。
懇親会は御無礼して、即帰宅。
「ハッピバースデーツーユー~~」

いまは、色んなケーキがあるんで
すねえ~~。
こうやって、一緒にやるのはあと何年
くらいでしょうか?
中学になったら、しないですよね。
大切な思い出です。










この写真は、お父さんの趣味の
写真。きれいでしょ!!

2010年7月19日月曜日

夏!

暑いですね~。
いきなり本格的な夏になった
ような気がします。
急に暑くなったこの時期と暑さがピーク
になるお盆の頃は要注意だそうです。
健康には特に気を使いましょう!













今日、午前中は気になってた
竹やぶの「ツル」切りと木の
剪定作業。
90分で汗が滝のように流れ
ギブアップ。
崇敬者の方がタイミングよく
冷たい缶ジュースを差し入れてくれて
感謝、感謝。
缶ジュースがあんなに美味しいと
思ったことは無いですね。

午後からは、我が子のサッカーの
試合の応援。
子供はすごいです。
この炎天下で、グランドを走りまわ
るんですから。あたりまえかあ~~。












1試合終ったら、水をかぶったように
汗だく。
全3試合。
私は木陰でカメラ片手に「いけ~」
「いまだあ~」っと応援団。

娘も応援!

スポーツっていいですね。
体力を全て使い切る。
だから余計な「悪さ」をする余裕が
ない。健全育成です。
子ども達はものすごいエネルギーを
持っていますから、有効に使わせて
あげさせたいですね。
その選択肢、シチュエーションを与えて
あげるのが親の務めです。

元気に夏を乗り切りましょう!!

2010年7月18日日曜日

平松の神輿

7月17日(土)氏子町内の
平松からお神輿の渡御(とぎょ)
がございました。
当社の神輿より、ひとまわり大きい
ようです。
今年、町内のみなさんの長年の夢
が叶い、市の無形文化財に指定を
受けました。

神輿のお祓い。参加者は約150名。
内、大学生が50名。

祝詞奏上後、お神楽奏楽。
玉串拝礼の後、いよいよ
遷御(せんぎょ)。

この儀、御霊代(みたましろ)を作り
神社で御霊をお遷しします。
それを、注連縄を掛けた木箱に納めて
自動車でここまで運んできます。
神様と一緒のドライブは緊張します。

6人で神輿を白布で覆います。
今、私は神様と一緒に中に
入っています。
神輿の扉を開けて、中に御霊を
納めているところです。
神職以外、誰もこの中を見ることは
出来ないのです。

那須与一の件を口説きながら神輿が
スタートします。
小倉城の祇園競演会会場にて
祇園の山車の先頭に立ち、先導
します。

午後5時30分平松に帰ってきました。

すぐに、還御(かんぎょ)。~神様を
お神輿からお出しする神事。
皆さん、とても疲れた様子。

到津八幡神社でもそうですが、皆さん
共通して仰ることは、「神職が御霊を
入れると、グッと重くなる。」です。
この後の直会でも「神主さん、なんで重く
なるんですか?太った神様入れとるん
ですか・・・・・?」・・・・・・喝っ!・・・・・・。
がっはっはっあ~~!
話は尽きず、酒も尽きず・・・・・・
神社に帰ったのは22時30分くらいだった
かな?
汗を流し、速攻で寝床へ・・。
神輿の夢を見たのでありました・・・。

 
これは火炎宝珠。
とっても、珍しいそうです。

 
作りも見事です。

祭りで町が一つになる。
祭りって、色んな作用があるんです。
縦も横も人の心が繋がる。
素晴らしい!!!


祇園祭の御奉仕

今年、初めて祇園祭の神事を
御奉仕させて頂きました。
当社は祇園とは殆ど御縁が
無いのですが、町内から依頼
があり、「初体験」いたしました。

御幣をどのように作るのか、
また、神社では行わず、路上で
山車の前での御奉仕、どのように
行うべきか(祝詞を奏上するに当たって
神様をどのようにお招きするのか)
色々考えて、到津流で御奉仕
いたしました。
太鼓の打ち手の方々は皆「MYバチ」 
を持っているんですね。
みんなのバチを集めて、祭壇に乗せて
賑やかに、見事な太鼓が奉納できるよう
また、山車巡幸と町内の安全を祈願し、
お祓いさせて頂きました。

これは、山車側が小学生、右側が大人組。
まづ、子ども達が大人に「よろしくお願いします」
と大きな声でご挨拶。
大人組からは一緒に頑張りましょう!と激励。
こちらの町内では、「挨拶はしっかりしましょう!」
ということで、必ずこの行事を行うそうです。
とても素晴らしい事だと思いませんか?

「祭り」と言うのはただの神祭りだけでは
ないんです。
酒を飲んで騒ぐだけの輩もいるが、これは論外。

そこは教育の場でもあるんですね。
町のみんなが、町の子ども達を指導する。
日常の隣の雷オヤジが殆どいなくなった今、
祭りの場は、町のみんなが指導者。
素行から、町の「しきたり」なるものをここで
伝授する。
「こういう時には、こういう風に振舞え。」
先輩達の姿を見て、「自分もあのくらいの
年になったら、ああいうことをしなくてはならない」
ということを、自ら学ぶ。
「祭りの時は無礼講」とは言うが、その中にも
礼節があり、限度もある。

伝統行事の影が薄くなっていくと共に
人と人のつながり、人の和が薄れて
いってる様な気がする。

地域の伝統行事・祭り。
やめるのは簡単なこと。
みんなで守って行こうではありませんか!!

2010年7月16日金曜日

讃岐 3


今回のメイン。金毘羅登山。
道の両側にはお店がいっぱい。


お店はとにかく賑やか。どこの観光地でも似たりよったり
ですが、ここでは意外なものが良く売れると言う。
・・・・・・・それは、Tシャツ、だそうです。
なぜって?
そりゃあ、汗びっしょりになりますからね。
なかなか、イイお値段です。
いよいよ、階段の始まり。
見ただけでうんざり・・・・。
要所要所で土産やさんのおじさんが、面白おかしく
ガイドしてくれます。また全てが階段ではなく
このように、平らな部分があり、思ったより
辛くはなかったですね。


まだまだ。・・・・・・・・・・・・・・


気が遠くなりそう。。。。


大門。商売はここまで。これから先は禁止区域。
~聖域ですね。。。
ここにはカゴ屋さんがいる。
が、これも商売なのでここで降りなければならない。

これが、カゴ。6000円だったかな?
体重制限があるかは聞いていない。


門をくぐってすぐに、お店が数件。
これは「五人百姓」と言って神様が鎮座するに当たって
色々とお世話をされた5つの家だそうです。
この5家だけが特別にこの場所で商売が許されている。

ここでは、飴が売られている。
この「5人百姓」の名は他の店は使えないそうです。
博多ラーメンだったら、元祖~~~がいっぱいありますがね~。

大門の内側の風景。何となく空気が違う。

参道のいたるところに寄進の芳名塔がある。
「金壹封」とは1本だとか・・・・・。凄っ!!!

着いた。やっと・・・。
きついけど、たどり着いた達成感は
何とも言えませんねえ。


下山したら「お土産タイム」。
店のおじさんに、ガイドで頑張ってもらったので
今度は私たちが頑張って財布のひもを緩めなくては
いけません。

ついつい、買っちゃうんですよね。
こういうとこに来ると。
面白い物が沢山。

うどん作り体験も出来る。

近くの銭湯で汗を流して、昼食。
喫茶店みたいなとこで、会席みたいな・・・。
まづは、ビールでしょ!!最高でした。
あらだき。
これは、きゅうりで作った、カエルちゃん。
見事!!! 食べてケロ。

豚肉の焼いたヤツ。
豆ごはん。
てんぷら。
味噌汁。私は赤出汁が大好物である。
デザートで〆。
これで、メタボの完成!!!!
最後に・・・・・・。
夕方、小倉に帰って、軽く晩御飯。
あれだけ食べたので、あまり空腹ではないが
チョッと入れとこうということで、回転寿司へ。
妙見宮の禰宜さんと「おつかれさん」の一杯!
旅の酒も旨いが、地元に帰っての酒も格別である。
気持ちが落ち着くんでしょうね。

これで、讃岐はおしまい。
ここまで、読まれた方、お付き合い
有難うございました。

ちなみに、写真は「ビックリネギトロ」。
ビックリしたけど、普通の方が良かったな・・・・。
健康法